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プロフィール
氏名:後藤剛(本名)
生年月日:昭和43年3月16日
職歴:株式会社ナムコ退社の後、フリーのライターに
賞歴:第20回福島正実記念SF童話賞佳作
   マンスリージャンプ漫画原作大賞最終選考
作家歴:漫画原作、ゲームシナリオの執筆
好きな作家:サム・ライミ
好きな作品:クイック&デッド
インタビュー写真2
インタビュー写真3

若手発掘プロジェクト

現在、コンビニコミックの漫画原作・ゲームのシナリオ作家、及び漫画原作者大石賢一氏の外部ディレクターとして活躍。『帽子屋さんのお客様』帽子屋を舞台とした、河童と現代の子供のストーリーをアニメと実写で撮影予定

1)弊社から参加お願いをさせていただきましたが、当時(ルーキーズスタジオ)についてどう思いましたか?

説明会で見せていただいた作品が、重いテーマを描きつつも面白く仕上がっていたので、ぜひ参加してみたいと思いました。
5分、10分のドラマというのも敷居が低くて、皆、参加しやすかったんじゃないかと思います。
ただ、実際に書いてみると難しい。
考えた話を、3つのテーマ「自然と人工」「人と動物」「日本と外国」のどれに合わせようか悩んだり、10分でどう起承転結をつけるか苦しみました。

2)最終選考9作品に残られたときのお気持ちはいかがでしたか?

当時はゲームの仕事でテンパっていたので、冗談じゃなく一筋の光明みたいに感じていました。
実際、凹んだり、くじけそうになった時に映像化された作品を想像したりすることで気分転換できました。精神的な支えになっていたと思います。
今では良き思い出ですけど、あの連絡が無かったら、途中で仕事を放り投げていたかもしれません。
今またちょっと、やばい状況になってきているので…忙しいですが、シナリオの直しなどバンバンやって行きたいですね。
ブーブー言いつつも、複数の仕事をこなしているほうが楽になるタイプなんだと思います。

3)映像化が決定しましたが、そのお気持ちはいかがでしたか?

最初の打ち合わせで、全編アニメにするという話が出た時は、びっくりしました。
ただ冷静に考えてみれば、河童の出てくる話は実写で撮れませんよね。無茶苦茶、お金がかかってしまう。
その後、実写とCG、アニメの合成という話が出て、面白いんじゃないかなと感じました。
実験的に映像を組み合わせることで、不思議な雰囲気が出せるんじゃないかなと思います。この辺はもう「監督の才能にお任せしよう!」という感じです。
ナレーションも監督のアイディアで一工夫あるので、どんなものが出来上がってくるか楽しみですね。

4)2年間お待たせしましたが、ご自身の環境に変化がありましたか?

ゲームと漫画、シナリオの仕事だけで食っていけるようになったというのが一番大きいです。
「HOTEL」などの漫画原作を書かれている大石賢一先生のもとで、漫画原作の仕事をメインにやっています。主にコンビに向けのコミックが中心です。
今はお金を貰いつつ、実戦の場で修行をしているという状況です。
いつかオリジナル作品で連載を勝ち取ろうという野望を胸に、毎日精進しています。

外部ディレクターという形で、他のライターさん達の作品をチェック、直しの指示を出しているのですが、これが自分の勉強にもなります。
他人のシナリオの欠点を指摘するためには、ちゃんとロジックを組み立ててから説明しなければなりません。
その経験が、自分がシナリオを書く時にも活かされてきます。
講義を聴いたり、「シナリオの書き方」などの本を読むだけだと、どうしても身につかない。頭では理解したつもりでもシナリオには全然反映されなかったりするんですが、このやり方だと身体に叩き込まれるんです。
下手なシナリオを上げると、当然怒られますからね。毎回、真剣勝負だからレベルアップできるんだと思います。

5)映像化にあたり、望まれることはありますか?

監督が打ち合わせの前に、既に自主的にロケハン開始してくれていたとの事で、ただただ頭が下がります。
プロフィールを見せてもらったんですが、若くして渡米し優秀な結果を出した方なので「全面的に信頼します」という感じです。
カメラマンやアニメのクリエイターも、監督と個人的なお付き合いがある優秀な人がやってくれるそうなので、ライターの中では一番恵まれているんじゃないかなと思います。
後は、いい子役に巡りあえるかですね。河童の演技とか大変そうです。
それと、お天気ですか。猛暑で雨待ちの時間が長そうな予感がします。

6)今後のルーキーズスタジオに期待することがあればお聞かせください。

一足飛びにアメリカでも同じ試みをするということだそうで。
本場の学生、ライターの卵さんたちがどんなシナリオを上げてくるのか興味深々です!
ルーキーズスタジオには、いろんな業界、しきたりの壁を飛び越えて、自由に活動を展開してもらえるとありがたいです。
その中でチャンスがあれば、ガツガツ食いついて仕事に繋げていきたいなあと(笑)。他の応募者、合格者の方も同じ気持ちだと思いますよ。
個人的には、次は長編やシリーズものなども書いてみたいです。